この分野の高度な技術と応用分野に適用できる幅広い知識をもつ人材の育成を行う

センターには、工学部・農学部・人文学部・経済学部・医学部など、
様々な学術的背景を持つ研究者が集まり、文理融合型の研究を推進しています。
今後は海外の研究者との連携にいっそう力を入れていきます。
センターについて

一般社団法人日本リモートセンシング学会より感謝状を拝受しました


 YUCARSは前回令和6年度秋季学術講演会において現地実行委員として、学術講演会の運営に携わりました。

 その功績が評価され、2025年6月4日に、一般社団法人日本リモートセンシング学会より第77回(令和6年度秋季)学術講演会の感謝状を拝受しました。



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法政大学 社会空間情報科学研究所と連携協定を締結しました


 2025年3月26日に、YUCARSと法政大学 社会空間情報科学研究所が包括的な連携のもと、教育、研究開発、人材育成、国際的な連携等の各面に亘って広く協力し、社会にその成果を還元し、我が国の学術及び産業の発展に寄与することを目的とし、連携協定を締結しました。



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シーナカリンウィロート大学へ表敬訪問しました


 シーナカリンウィロート大学(タイ)は大学院開設の準備をしており、YUCARSはウダヤナ大学との共同授業の拡大に向けて連携の検討を行いました。

 長井正彦センター長は、2025年3月18日にシーナカリンウィロート大学を表敬訪問し、共同授業等の実施に関して、意見交換を行いました。



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センター長より

宇宙データ利用のパラダイムシフトを牽引する

山口大学応用衛星リモートセンシング研究センター(YUCARS:ユカルス)は、2016年9月に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA) 、山口県、および本学による「衛星データ利用・研究の推進に係る連携協力に関する基本協定」を締結し、2017年2月にJAXAの西日本衛星防災利用研究センターが山口県宇部市に開所されたことを契機に、 2017年2月に産声をあげました。

YUCARS は、人文学部、教育学部、経済学部、理学部、工学部、農学部等の30人を超えるメンバーで、衛星データを活用した研究チームを組織し、JAXAをはじめ国内外の宇宙機関や大学、民間企業と、衛星データ解析に関する研究開発と防災、環境、情報科学、農業、経済等の様々な分野における衛星データの利用に関する研究を行っています。特に、防災の分野では、衛星データを速やかに解析し、その成果を、災害現場を抱える地方自治体に迅速に提供する仕組みの構築に積極的に取り組んでおります。

YUCARS は、世界的なパラダイムシフトが起こりつつある宇宙技術分野の開発と利用において、宇宙インフラの利用技術を進展させるとともに、この分野の科学者・技術者(データサイエンティストやデータエンジニア)を養成し、社会に貢献したいと考えています。宇宙技術を私達の生活の中で身近に利用できるようになれば、災害時に命を守ることや安定した食料の収穫支援、環境問題の把握等、地球を守る活動に貢献できます。 YUCARS は、宇宙利用の大きな可能性を確信しています。山口大学から、衛星リモートセンシング技術の最新の研究成果を世界に発信し、宇宙利用ができる人材を世界に送り出していきます。

センター長 長井 正彦

センターについて

応用衛星リモートセンシング研究センター4つのミッション